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AUGUST.2011
銚子の名物であり、夏の風物詩といえば磯ガキ漁。
残念ながら今年の夏は、
磯ガキの水揚げがほとんどありませんでした。
少なからず地震の影響があったのかもしれませんね。
来年の夏は、磯ガキも、人もいっぱいだとうれしいなぁ。
2011.8.12.FRI
お盆の帰省ラッシュがスタート。
高速道路が渋滞し、新幹線の乗車率が100%を超える。
一見すると、例年と変わらぬ真夏の情景。
近所に住む男子大学生が、お土産を買いに来てくれました。
背中にリュック、手には大きなボストンバッグ。
聞けば、これから帰省するという。
1年生の彼にとっては、初めての里帰り。
きっと、お母さんが喜ぶだろうなぁ。
店を出て行く彼を見ながら、
そんなことを思う、猛暑日の昼下がりでした。
2011.8.13.SAT
「見たい番組がないねえ」。
このところ毎晩のように聞かれるせりふである。
声の主は、私であったり、妻であったり、ふたりだったり。
正確にいうと、地上波の民放番組に触手が動かない。
齢をとったせいだろうか。
かつて寺山修司は若者に向かって
「書を捨てて町に出でよ」と説いた。
町に出る体力のない中年は、
TVを捨てて今宵もパソコンに向き合う。
2011.8.14.SUN
サラリーマン家庭に嫁いだ娘が
孫娘を連れて帰ってきた。
10日ぶりだろうか、彼女に会うのは。
さっそく抱き上げ、あやす。が、いっこうに笑わない。
笑わないどころか、べそをかき、やがて泣き出した。
えっ、なんで。これまでの笑顔はどこへいったの。
生後3ヶ月が過ぎた彼女。
どうやら、ものの姿形がハッキリと見えるようになったらしい。
うん。順調に成長している証にちがいないと、己を納得させる。
でも、やっぱり、ちょっぴり、さみしい。
2011.8.15.MON
海が華やいでいる。
波間を漂う、カラフルな浮き輪。
波打ち際で、寄せては返す波と戯れるこどもたち。
砂浜に咲く、ビーチパラソルの花。
2011年、夏。輝きを取り戻しつつある銚子の海。
茨城の海へ、福島の海へ、宮城の海へ、そして岩手の海へ。
願いを乗せた波が北上していきますように。
2011.8.16.TUE
いまさらだけど、デジタルは便利だ。
こまめにHPを更新するようになって、よけいにそう思う。
便利さの最たるものが、写真(の処理)ではないだろうか。
カメラからパソコンに画像を取り込むだけ。
ソフトを使えば、サイズ変更やトリミングなどの編集が思いのままだ。
現像する必要も、紙焼きする手間もいらない。
だけど、ちょっと待てよ。
現像や紙焼きの仕事に携わっていた人たちは困りはしないか。
デジタル社会は、確実に“中間”を省き、最終的に削除する。
私たちのような卸業は、岐路に立たされているのは間違いないようだ。
2011.8.17.WED
盆休みが明けた。
大半の人がきょうから仕事を再開し、日常の生活に戻る。
盆休み中、天候にも恵まれ、
銚子は観光客や帰省客でにぎわい、久しぶりに活気づいた。
「ありがたい」という5文字が、自然と口をつく。
毎年、この時期になると、店を訪れてくれる人たちがいる。
帰り際に「来年、また来るからね」と声をかけてくださる。
10年、20年と通い続けてくださるお客様。
何があっても、忘れない、見捨てない、突き放さない。
ファン心理にも似た“不変の愛”に、私たちの商売は支えられている。
2011.8.18.THU
ミ〜〜ン ミンミンミ〜〜〜ン。ミ〜〜ン ミンミンミ〜〜〜ン。
朝食の時間に合わせて、ミンミンゼミの輪唱が始まった。
1匹の鳴き声が終わらないうちに、別の1匹が泣き始める。
ミ〜〜ン ミンミンミ〜〜〜ン。ミ〜〜ン ミンミンミ〜〜〜ン。
ミンミンゼミは鳴いているのか、それとも泣いているのか。
ミンミンゼミの心情は量れない。
けれど、ミンミンゼミの“ひたむきさ”のようなものは伝わってくる。
ギラギラと照りつける太陽の下、
「自分はここに在る」と、主張しているようにも聞こえる。
2011.8.19.FRI
〜Let´s try again〜
桑田くんは、メッセージ性の高い曲も、
ポップな娯楽作品に仕上げてしまう。
桑田くんのお気楽さ加減がいい。
気楽は喜楽にも通じる。
桑田くんは、きっと照れ屋なのだろう。
桑田くんは、たぶん正直者にちがいない。
桑田くんは、いくつになってもカッコイイ。
桑田くんと同世代のぼくは、
ぼくなりにカッコよくありたいと思う。
2011.8.20.SAT
15日、NHK総合で放映された
「渡辺謙 アメリカを行く〜“9.11テロ”に立ち向かった日系人〜」
を興味深く見た。
この番組で、峯田良夫(ノーマン・ミネタ)という人物を初めて知った。
彼は、アメリカ本土で初の日系人議員であり、
アメリカ同時多発テロが勃発したときの運輸長官だった。
太平洋戦争中、強制収容所に収容された経験をもつ彼は、
多くのジャーナリストが主張する、
空港での人種プロファイリングを毅然とした態度で拒否した。
番組終盤、イスラム系やアラブ系の子供たちを前に、彼は語りかける。
「恐怖は“無知”から生まれる。だから…」と。
いまだ、東電の原発事故による風評被害に泣く人たちは数知れない。
私たちも無知なままでは、一歩も先に進むことはできない。
2011.8.21.SUN
イチジクをスーパーや果物店で見かけると
必ずといっていいほど買い求める。
イチジクが大好物かといえば、それほどでもない。
じゃあ、なぜ購入するのか、自分でも不思議だった。
つい最近、長年の?に答えらしきものが見つかった。
幼稚園から小学校の低学年にかけて
毎年、夏休みになると、父方の祖母の家に遊びに行っていた。
その祖母が住む家の庭に、イチジクの木があったのを思い出したのだ。
祖母は初孫の私をたいそう可愛がってくれた。
はたして庭のイチジクを食したのか、記憶は定かでない。
どうやら私にとってイチジクは、
郷愁を呼び起こす食べ物であるようだ。
2011.8.22.MON
キング・カズこと三浦知良、44歳にして現役Jリーガー。
あくまでもプレイヤーにこだわり、
必要と(評価を)されれば、チーム名はいとわない。
いまなお「サッカーがもっとうまくなりたい」と切望し
日本代表入り、ワールドカップ出場が目標と、照れることなく口にする。
残念ながら昨夜の対ガイナーレ鳥取戦は、
ベンチ入りするも出場機会に恵まれなかった。
背番号11を背負い続け、ピッチを走り回るカズを見ていると 、
己の人生を「欲張る」ことは、とても大切なことに思えてくる。
2011.8.23.TUE
ボサ・ノヴァが心地いい。
とりわけ、昼下がりの“まどろみ”に聞くボサ・ノヴァは格別だ。
音楽の素養のない自分には、
心地よさの理由を説明するのは、なかなかむずかしい。
ただ、ポルトガル語の響きと軽快なリズムが
気分を落ち着かせ、癒してくれるのはまちがいないようだ。
おっと、いけない。
そろそろ昼休みが終わる時間だ。
このままでは、微睡(まどろみ)ではなく熟睡してしまいそうだ。
2011.8.24.WED
後姿に惹かれる。
といってもクルマの話ですが。
信号待ちで停車したときなど、
自然と目の前のクルマのお尻を見ることになる。
リアの形状が自分好みだと、
どうしてもフロントを確認したくなる。
ふと、人も同じなのかもしれないと思う。
ふだん、じぶんの後姿を意識することはまずない。
せめて、背筋をぴんと伸ばして歩きたいものだ。
2011.8.25.THU
ブックマークがあふれている。
スクロールしないと全容がわからない。
なかには、フォルダに閉じたまま、
何年も開いたことのないサイトが数多くある。
きっとブックマークした時点では「お気に入り」だったのだろうが、
いまとなってはその理由すらわからない。
本当に大切なものは、さほど多くないのかもしれない。
何事も、そろそろ“整理”が必要な時期のようだ。
2011.8.26.FRI
表裏一体という四字熟語の意は、
「相反する二つのものが大もとでは一つであること」という。
表の顔と裏の顔…。
人は誰しも、多少の差こそあれ二つの顔を持っている。
天使のような微笑に隠された悪魔のごとき冷酷さ。
ふだんは見せない本性が、ふとした拍子に顔をのぞかせる。
ありふれた日常生活のなかにあって、
ものごとの本質を見極めるのは容易ではない。
2011.8.27.SAT
ひょんなことから「compliance
」
という単語を目にする機会が増えた。
コンプライアンスとは
、一般的に「法令遵守」と訳されているようだ。
とくに企業コンプライアンスとして使用されるケースが多い。
「法律に従う」ことや「法律を守る」ことは、
企業規模の大小にかかわらず、当然の義務である。
しかし、これが口でいうほど簡単ではない。
というのも、商法だけでなく民法や刑法、労働法といった
各種一般法からその他各種業法をすべて遵守し、
従業員にもそれを徹底させなければならない、とされるからだ。
たとえ意図的に法を破らなくても、
「知りませんでした」とか「うっかりしていました」ではすまされない。
すなわち「無知は罪」である。罪を犯せば処罰を受ける。
経営者の端くれとして、このことを肝に銘じておく必要がある。
2011.8.28.SUN
わが家は、外食というものをほとんどしない。
一ヶ月に一度、いや二ヶ月に一度あるかないかだ。
朝・昼・晩、3度の食事を同じ時刻にきちんととる。
料理を担当するのは、妻と義母。
男ども3人は、こと料理に関しては何の役にも立たない。
必然的に、共働きの妻にかかる負担が増す。
ふだんは家事を苦にしない妻だが、
さすがに疲れてくると、蓄積された不満が爆発する。
そろそろ黄色信号がともる頃合だ。
今夜は、食事の後片付けをすることにしよう。
2011.8.29.MON
昨夜、従業員の慰労会をかねて
京成ホテル主催の「エイサーまつり」に行ってきました。
ご存知かもしれませんが、エイサーは沖縄の伝統芸能です。
3種類の太鼓を打ち鳴らしながらの演舞は、
なかなかエネルギッシュで迫力がありました。
最後は観客も参加、老若男女入り混じっての大団円となりました。
帰り際、ふと「夏も終わりだなあ」と感傷的な気分に…。
いわし雲に、虫の声、そして台風11号、12号。
季節は確かな足どりで、秋を迎えようとしています。
2011.8.30.TUE
151。
これはイチローが昨日までに放った今シーズンの安打数です。
11年連続200本安打を達成するには、残り30試合で49安打。
単純計算すると、1試合1.6本強のヒットを打たなければなりません。
簡単な数字じゃないけれど、
マルチヒットを量産するイチローなら、けして不可能ではないと思う。
イチローのすごさは、己を律する精神力の強さにある、という気がします。
生活のすべてを野球に、ヒットを打つために捧げている。
というか、安打を生むことから逆算したところに生活がある。
イチローがこれまでに積み上げてきた安打数は、
日々の鍛錬によって獲得した“徳”が具現化したものなのかもしれません。
2011.8.31.WED
この夏、出かけた先々で目にしたものといえば…
なんと言っても“節電中”の3文字ではないでしょうか。
大きな場所では公共の施設やホテル、大手スーパーから、
個人経営の飲食店や小売店に至るまで、
たいていは出入り口付近に「ただいま節電中」の張り紙が。
ところが、なかにはちょっぴり首を傾げたくなる、というところも。
店内に一歩足を踏み入れると、
空気がよどんでいたり、異様なまでに薄暗かったり、と。
サービス業を生業にする者として、
自戒の念を込めて言わせてもらいます。
節電は、もちろん大切です。
大切ですが、節電中の断り書きを
黄門の印籠のごとく使用するのはいかがなものでしょうか。
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